その不調..自律神経を整えてしよう

受付&Cheerの牧です。健康に気をつけていても季節の変わり目になると毎年体調を崩すようになりました。
今年も秋から冬にかけて寒さが厳しくなってくると、どんより体調が悪くなり、身体の免疫力や抵抗力が下がり、お肌の衰えも感じたり..。毎日いきいき・ワクワク過ごす秘訣は自律神経のコントロールが鍵!
自律神経研究の第一人者として多くの書籍を出されている医師の小林弘幸先生がコロナ以後に書き下ろされた著書『リセットの習慣』を読み、とても感銘を受けました。この著書より導入部分を抜粋してご紹介します。

顎の動かし方による分類

人間の身体には「手・足・口」など自分で動かせる部分と、「血管・内臓」など自分では動かせない部分があり、この「自分では動かせない部分」の働きを司っているのが
【自律神経】です。その名の通り「自律的(自動的)」に身体の中で働いています。
自律神経には[交感神経]と[副交感神経]があります。
交感神経は車のアクセルのようなもの..体を活動的にする働きがあり、運動をしたり、緊張をしたりする交感神経が高まるようにできています。
もう一方の副交感神経はブレーキの役割を担っていて、リラックスしているときに優位になります。

朝、身体が「活動モード」に入っていくときは交感神経が優位となり、夜「休息モード」に入っていくときは副交感神経が優位となります。
自律神経を整えるコツとして このサイクルを上手に利用しましょう。
朝起きたら太陽の光を浴びる。太陽光を浴びることで身体は朝であることを認識して「活動モード」のスイッチを入れます。起きてボーっとしている時に伸びをするような軽いストレッチなどの運動もおすすめです。
そして、朝食はしっかりとるようにしましょう。
こうしたことを通じて交感神経が十分に高まってきます。

コンディションを整えるための基本は、【睡眠】から始まる

自律神経を整えるための基本はなんといっても【睡眠】です。質のいい睡眠がとれていると、睡眠中に副交感神経が十分に高まり、朝起きた時から、上手に徐々に交感神経優位に切り替わり、いいバランスで1日を始めることができます。
夜遅くまでテレビやスマホを観ていたり、大人の方だとアルコールを飲み過ぎたりしていると、交感神経が高いまま寝る時間を迎えてしまい、副交感神経がしっかりと高まらずに寝ることになります。いってみれば「活動モードが続いたまま眠っている」ようなもの。
質の悪い睡眠を続けていると、朝を迎えてもなんとなくぐったりしてしまいます。
自律神経が乱れた状態で1日を始めることになり、一日中 ʼ悪い流れʼ のまま過ごすことに..。ゆったりと入浴する、穏やかな気持ちで1日を振り返るなど「休息モード」を意識すると自律神経は整ってきます。
睡眠は1日の状態を決める、人生のコンディションを決めるもの、というくらいに大事なのです。

夜の「休息モード」に入るときには、交感神経が上がるような過度な運動や、テレビやスマホを夜遅くまでダラダラ見みてしまうのを控えることも大切です。
スマホの画面を見ていればそれだけ目が疲れ、入ってくる情報に脳が反応して交感神経が高まってしまい、夜の「休息モード」に上手にシフトチェンジができず、結果として睡眠の質を落としてしまいます。「家に帰ったらスマホは見ない」くらいが理想..ですが、さすがにそれがむずかしい人は「夜8時以降はスマホを見ない」などのルールを決めてみましょう。明らかに生活のリズムが変わります。
なかなかすぐ実行は難しいですが、意識してみてくださいね。

ストレスが自律神経を乱し体調へ影響する’悪い流れ’

何か嫌な出来事..ストレスを感じることがあると、その瞬間から’悪い流れ’が始まり、そして続いてしまいます。自律神経が乱れ、’悪い流れ’がはじまると..

  • 呼吸が浅くなり、血流が悪くなる
  • 酸素や栄養が十分に脳やその他の器官に運ばれなくなる
  • 冷静な判断ができなくなったり、感情のコントロールが利かなくなったりしてしまう
  • →余計なひとことを言ってしまうリスクも高まり、人間関係をさらに悪化させることも..

  • 「なんとなく身体の調子が優れない」状態で仕事をする
  • →集中力が落ち、パフォーマンスが下がり、仕事の質が下がったり、思うようにいかない
    →イライラしてしまったり、時間がなくなって焦ってきたりしてしまう
    →さらに自律神経は乱れていく

  • 身体へさまざまな影響が出てくる
  • →頭痛,首や腰など身体のあちこちに痛みを感じる,慢性的なダルさが抜けなくなる

思い切ってリセットする

2020年以降、私たちは新型コロナウィルス禍での生活を続けてきました。新型コロナウィルス感染拡大の影響から生活様式の大きな変化をしいられることもありました。緊急事態宣言が頻繁に出されていた頃に比べれば普通の生活が戻りつつあります。
しかし、私たちの心や身体が以前のような’いい流れ’に戻っているかと言えば、そうではないでしょう。自律神経の乱れによって生活習慣病が悪化している人も多く、原因
はよく分からないけど、なんとなく体に力が入らない、眠れない、朝の目覚めがよくないという方も少なくないそうです。2年以上続いたʼ悪い流れʼを私たちはあまり意識しないまま、じんわりと引きずってしまっています。
「なんとなく続けていること」から「思い切って変えてみる」「今までやらなかったことをやってみる」という強めのリセットが必要です。
今、私たちが意識すべきは「戻す」ではなく「新たに始める」。
リセットの意識を持てば、まさに今から新しい生活を始めることができます。
今からあなたは何をはじめますか。
‘リセット’は今から「ワクワクする人生」を開始する合言葉でもあります。
未来に向かってワクワクして生きることは自律神経を整えることにもつながりますし、健康な心と身体をつくることにもつながります。
あなたが望む方向に一歩を踏み出せば、まさに今がリセットの瞬間となり、望む未来に近づいていきます。
つづきの具体的な99の行動が気になる方へ→参考・引用文献「リセットの習慣」小林弘幸:著