第73回日本矯正歯科学会大会 学術大会に参加してきました
10月20日~22日に幕張メッセにて「矯正歯科の新機軸を捉える」というテーマで開催された第73回 日本矯正歯科学会大会に診療をお休みさせていただき、スタッフ全員で参加し、院長は専門医更新の症例審査を受け合格しました。
初日に行われた生涯研修セミナー『人類学と矯正歯科』がとても興味深く面白かったです。
国立科学博物館の先生が人類700万年の進化の歴史の中で歯・ 歯列・顎はどのように変化してきたかというテーマでお話されていました。
共通して先生方が強調されていたのは、「”噛むこと(正しい咀嚼習慣)の大切さ”をもっと伝えていかなくては」ということです。
歯列の変化や顎の成長には、噛むことが減り正しく噛むことが出来ていない現代の食習慣が大きく関係しています。
また、正しく噛むためには、舌の動かし方、飲み込み方、正しい姿勢や鼻呼吸が大切だということも多く発表されていました。
当院も指導に力を入れているMFTについても新しい学びが多くありました。
学んだことを診療の中で患者さんに伝えていきたいと思っています。