東京歯科大学矯正科研修医の先生方が見学に来ました

9月19日に毎年恒例の東京歯科大学矯正科研修医38期生の先生方8名が見学に来ました

研修医の先生方は大学の研修プログラムの一貫で、色々な矯正専門医院を見学されているそうです。

通常の医院見学では院内案内と院長講義がメインですが、当院は変わっていて、スタッフ1人ずつに発表時間が割り当てられ、それぞれ担当している業務を中心にこだわりや展望などを、自身で作製したスライドを流しながら、自分の言葉で説明するスタイルをとっています。

このスタイルには見学した先生から『院長から「スタッフがこうしている」という話を聞くことはありますが、スタッフから直接聞くのは初めてで、勉強になりました。内容が濃くて驚きました。』という感想をいただいています。

研修生の見学も今回で18年目を迎えましたが、毎年同じ内容ではなく、日々の診療や学会参加で学んだ新しいシステムや取り組みをどんどん追加しているので、スタッフは毎年見学当日までバージョンアップした発表内容をまとめたり、新しく入ったスタッフは通常業務の合間に一からスライドを作製したりと、大変な想いをして当日を迎えます。

一人で発表する経験は、仕事を第三者目線で見直すきっかけになり仕事の理解が深まり、モチベーションの向上と成長につながる機会となっています。

今回の見学では講義以外に、姿勢指導士の資格を持っている衛生士の赤田さんから姿勢指導体験やホワイトニングのデモンストレーション、「Cheer」体験と盛りだくさんでした。

先生方は朝から夜までスタッフ全員の講義を聞かれ、休憩や実際の診療見学の時間もとれない位の過密スケジュールでしたが、皆さん熱心に耳を傾けてくださり、講義をもっと聞いていたかったという嬉しい感想をもらいました。矯正治療の発展のために相互に大変勉強になる時間を過ごすことができたと思います。

大木 章夫先生(第38期 班長)より感想をいただきました

この度はご多忙にもかかわらず、福増先生はじめスタッフの皆様方には貴重なお時間を割いてご案内くださり誠にありがとうございました。

大学では習ったことのないオフィスマネージメントについてとてもわかりやすく教えていただき、経営に関していかに無知であるかを知る事ができ、近い将来開業を志す私にとっては有意義な時間をすごさせていただきました。

今回のオフィス見学では、スタッフの方々のお話を聞く機会が多く、他のオフィス見学とは違ったところがとても新鮮でした。

スタッフの勤務年数や産休をとりやすい制度などを知り、スタッフの方々が働きやすい職場なのだと感じました。私も今回学んだことを参考にし、福増矯正歯科のような素晴らしい歯科医院をつくっていきたいと思います。