「一浩と栄里子のあたしんち」第69回「CoronaShock」

21歳コロナにて

年末からCoronaVirusが猛威をふるい世界が経験したことのない事態になっています。100年前のスペイン風邪の方が被害が大きかったようですが、当時は航空機による人の移動はなく、第一次大戦の兵士が媒体になって広がったそうです。コロナとはギリシャ語で花冠を意味するそうですが、電子顕微鏡でみると大きな球状の表面突起の縁をもち、樹冠や太陽コロナ思わせる像をつくるのでコロナウイルスと呼ばれているらしいです。

私にとってCoronaと言えば、California州Coronaに21歳の時に留学していたことを思い出します。
LosAngelesから東に1時間ほどのとこにある田舎町ですが、名前がこんなに有名になるとは思いもしませんでした。当時、Corona飛行場で飛行機の免許をとる訓練をしていていました。初めて行った外国だったので、懐かしい場所でもあります。

今はCoronaといえばVirusです。その被害は深刻で、全人類に影響をおよぼしています。緊急事態宣言:外出自粛に協力するため、当院も臨時休診を行い、患者さんの予約も減らし、スタッフにも休暇を与え縮小診療で行っております。また、来院者数を減らすため、WEB検診なども開始したので臨時休診中も私と家内は診療室に仕事に行きました。長男は外資系会社でエンジニアをやっているのですが、Teleworkになりました。歯科大の長女も毎日Web会議形式で講義を受けています。班長もやっているので、持ち前のITスキルを生かして、WEB勉強会を行い毎日忙しくしています。何週間も家から出ていないので、ストレス感じないのか?と尋ねると、「満員電車で通学しなくていいし!、WEB授業はスクショ(画面コピー)が取れるから楽!」との事でした。さらに、毎日家にいるおかげで、晩御飯を作ってくれるようになりました。ですが、作るとカレンダーに印をつけて後で1回¥1,000請求するそうです。(ただでは動きません!)

休日の過ごし方:私は釣りに行きます。自分のボートで1人釣しているので、濃厚接触にはなりませんが、つまらないです。ゴルフにも何回か行きました。通常、前半が終わるとレストランで食事をして後半が終わると風呂に入ってから帰るのですが、レストランも風呂も閉鎖されているので、コンビニのおにぎりを食べて風呂に入らず帰るパターンです。家内と娘は自宅でお菓子作りや料理を楽しんでいます。レパートリーが増えたと言っていました。長男はガレージで車の整備をやっています。

Corona終息後:私は以前からWeb会議を有効利用するように色々な組織に提案していましたが、大抵「ちゃんと顔を見て話さないと」と言われ実現しませんでした。しかし、現在ではそう言っていられません。今後も、Web会議、Teleworkが増え、生活、仕事のあり方が変わってくると思います。いずれにしても早く終息してもらいたいです。

娘の誕生日を手作りケーキでお祝いしました!

院長福増一浩