第19回東京歯科大学外科的矯正治療勉強会へ出席してきました
毎年、東京矯正歯科学会の学術大会が行われている日に開催されている勉強会で、今回のテーマは「デジタルテクノロジーの進歩と外科的矯正治療」でした。
コンピュータ上で、上下顎骨の移動方向を3次元的にシュミレーションする方法や、3Dプリンターで顎骨模型を製作する工程など、これから発展していく技術についての話を聞くことができました。
特別公演では、愛知工科大学工学部情報メディア学科の板宮朋基教授による「AR(拡張現実)/MR(複合現実)の最前線と歯科・口腔外科分野への応用」の話を聞くことができました。
板宮教授の研究では外科手術の際にVRゴーグルを使用してリアルタイムで骨切りの移動方向のガイドを行なっているみたいです。この技術が発展していけば、より正確な外科手術ができるそうです。
勉強会の終了後は懇親会が催され、これにも参加してきました。
普段、歯科矯正治療を専門としている先生方と接する機会が多いですが、口腔外科の先生方も多く出席されており、そういった先生方と話す機会が持てたことは良かったです。
歯科医師 服部