あなたの笑顔もっと美しく整える! お顔の左右差の原因と整え方 スマイルライン&小顔バランス
スマイルラインとは?
上の前歯の先端を結んだカーブと、下唇との関係
写真をとるとなぜか笑顔が不自然に見える、鏡をみると左右で口角の高さが違う気がする スマイルラインが関係しているかも?

理想的なスマイルライン

乱れたスマイルライン

左右非対称のスマイルライン
美しいスマイルの7つの条件
① スマイルラインが整っている
- 上の前歯の先端のライン(スマイルライン)が下唇のカーブに沿って自然な弧を描いている
- 上の歯が下唇と並行にそろうと美しく見える
② 歯ぐきが見えすぎない
- 笑ったときに歯ぐきが2mm以内におさまるのが理想
- 歯ぐきが多く見えると「ガミースマイル」と呼ばれる
③ 前歯の見える量のバランスが良い
- 軽く口を閉じたときや笑顔のときに、上の前歯が自然に見えている
- 年齢とともに見える量が減って老け見えすることも
④ 歯の色が自然で清潔感がある
- 白すぎず黄ばみすぎず、明るく自然な白さ
⑤ 唇の形と厚みが顔に調和している
- 口角が自然に上がっている
- 唇が厚すぎず薄すぎず、左右バランスが取れている
⑥ 笑顔の左右バランスが整っている
- 口角の高さが左右で大きく違わない
- 表情筋のバランスが整っていることで非対称なスマイルにならない
⑦ フェイスラインと調和している
- あご・頬・口元が立体的にバランスよく整っている
- 顔の「中顔面」(鼻~口元)の長さや幅も重要
乱れる原因
- 歯並び
- 噛み合わせ
- 骨格の左右差
- 表情筋の使い方
- 姿勢のゆがみ
- 片側ばかりのクセ
- 歯の磨耗や喪失
- 加齢による変化
補足コラム
表情筋(ほうれい線まわり、口角、目の下の筋肉など)は普段の生活習慣(例:頬伺、片方ばかりで噛む、長時間のスマホ、猫背姿勢など)で片方ばかりを使っていることがあります。これが、お顔の左右差・スマイルの非対称・フェイスラインの乱れにつながる原因に。
セルフチェック
Step1
目、眉、口角の高さを比べよう鏡を正面に見て、顔の中央に割り箸や糸などを垂らして左右対称かチェック写真を撮ってもよいです
Step2
笑った時の口角の高さ笑顔を作って、左右の口角が同じ高さに上がっているか確認自然な笑顔で行いましょう
Step3
片側ばかりで噛んでいませんか?いつも右側、もしくは左側ばかりを使って食べていないか確認お顔の筋肉バランスが崩れている可能性大!
トレーニング & 日常ケア
表情筋、小顔トレーニング
顔全体のバランスを整える割り箸スマイル法
割り箸をくわえ笑顔を15~30秒キープする
1日3回
口角を横にひいてスマイルを作る
表情筋、口輪筋、頬筋を意識しよく動かす
各5秒×3セット


表情筋、小顔トレーニング
座り姿勢を正す
床に足裏、足指を全部しっかり着ける。お尻の座る位置を少し前方(坐骨が触れるようになる位置)に座り直し、足裏全体と膝の支えがしっかりと感じられる位置に足をセットする。頭を下げずに前を見て、肩は上がらないように脇は締めてストンと落として座ります。お腹に力が入る姿勢になるので、常に意識することによって、立ち姿勢でも骨の支えを活かしながら身体の中心を軸にすることが出来るようになります。
フェイスラインマッサージ
表情が乏しいお顔や片方ばかりの癖は、血流の悪さにつながります。凝り固まった筋肉をほぐして左右差を改善し、リフトアップを目指しましょう。朝・夜のスキンケアのついでに耳の下~鎖骨に向けてリンパをやさしく流し、目の横のあたりの側頭筋、顎のえらの部分の伵筋を優しく指先でトントンと刺激します。むくみの改善には、あごまわり、耳まわりの筋肉を動かすことも有効です。
まとめ
- スマイルラインやお顔の左右差は歯だけでなく顔全体のバランスが関係している
- 日常の小さなことからでも改善できることがある
- アンバランスな姿勢やクセは歯列不正に相互に作用してしまう
- よく噛み、よく笑い、よく話すことが小顔への近道!
参考文献:プロビジョナルレストレーション装着期間中の口腔周囲筋トレーニング