虫歯予防に役立つシーラント
シーラントってなに??
虫歯になりやすい奥歯や、上の前歯の裏側の溝を、専用の材料で埋めたり、また歯と歯の間をコーティングすることで虫歯を予防する方法です。
虫歯になりやすいところってどこだろう?
口の中にはどうしても虫歯を作りやすい場所があります。歯ブラシが届きにくい場所や、ツバの流れが悪い場所などです。具体的に挙げると、
(1)奥歯の溝
(2)歯と歯の間(隣接面)
(3)歯の表面(平滑面)
などです。
どのくらい時間がかかるの?
処置する歯の本数によっても異なりますが、だいたい1歯あたり15分位です。隣同士の歯であれば、数歯を一度に処置することも可能です。
どうして溝をうめる必要があるの?
溝の形や深さは人それぞれ違いがあります。溝の形が複雑で深いと、歯ブラシでは届かず、汚れも溜まりやすくなります。
とうぜん、汚れが溜まったままの状態では、虫歯も作りやすくなり、虫歯になってからでは歯への侵襲も大きくなってしまいます。
ですから、虫歯になる前に、溝を埋める予防処置が必要なんです。
いくらぐらいかかるの?
1本あたり、¥1,000〜行っています。(歯の形態、処置時間、使う機材などによって金額が変わってきます)
溝を埋めている材料は永久ではありません(材料の劣化、噛み合わせによる破折などが起こることもあります)
ですから、確実な予防のためにも定期的な健診をお勧めします。
どんな人がやったらいいの?
・溝が深くて、複雑な人
・萌出したての乳臼歯や永久歯(6才臼歯・12才臼歯など)
・いままで虫歯になった数が多いひと、奥歯に治療した歯が多い人
・唾液検査の結果、ミュータンス菌が多いと言われた人。
・ハブラシがあまり上手にできない人など、虫歯をつくりやすい人にお勧めです
他にもこんな虫歯予防を行っています
福増矯正歯科では、矯正装置によって増えてしまう虫歯や歯肉炎のリスクを予防するため、いろいろなプロフェッショナルケアを行っています。その一つが治療前に受けていただく「唾液検査」です。その他にも、虫歯の原因菌であるミュータンス菌を、専用のトレーと薬剤で除菌する「3DS」と呼ばれる予防処置も行っています。興味のある方はぜひスタッフに声をかけて下さい。☆患者さんはもちろん、ご家族の方でも大歓迎いたします!!