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鼻呼吸は元気とステキな笑顔のもと!!

お口がいつもポカンと開いていたり、猫背で姿勢が悪いと言われた事はありませんか?
いびきをかきやすく、横向きやうつぶせ寝でないと寝られないなんて事はありませんか?
これらは口呼吸が原因で起きている症状です。今回は皆さんの健康増進のために鼻呼吸の大切さについて特集しました。

口呼吸は災いのもと!

近年お口をポカンと開けた人が増えていると思いませんか?当院の患者さんの大半はそんな人たちです。お口ポカンの原因は口呼吸をしているからです。まずはなぜ口で呼吸すると良くないのかを知ってください。

こわーい口呼吸

『お口への影響は?』

口で息をするので歯肉が乾燥するために、歯肉炎や歯周病になりやすくなります。歯も乾燥するので着色や脱水によるまだら模様の歯(ホワイトスポット)になります。乾燥は唾液の作用を弱めるので、むし歯にもなりやすくなります。歯周病や乾燥による舌苔の堆積は口臭の原因にもなります。

『歯ならびへの影響は?』

常に口が半開きになっているので、唇で前歯が押さえられず、また低位になった舌が内側から歯列を支えなくなるために、様々な不正咬合が起こります。
また、低位になった舌は力も弱くなるので、仰向けで寝ると舌が沈下して気道を封鎖し、大きないびきを起こす「睡眠時無呼吸症」の原因の1つにもなります。そのため口呼吸の人は舌が気道を塞が無いようにうつぶせ寝や横向き寝になるのです。そして、うつぶせ寝や横向き寝は顎や歯列で頭の重さを支えるので、歯列狭窄を起こしやすくなります。

口呼吸の影響

『顔(容姿)への影響は?』

もちろん悪影響は歯ならびだけの問題ではありません。
成長期の悪習癖は骨格の形成に影響を及ぼすので、顔貌にも骨格的なズレやゆがみを生じます。上顎骨は鼻腔とつながっているので、鼻呼吸がスムーズでないと上顎や頬の発育が悪くなります。そして、発育の悪いアゴは小さく狭くなるので、歯並びも悪くなります。そして、狭いアゴの中に閉じ込められた舌はどうなるでしょうか?
口呼吸のために下に下がったり前に突き出したりと、舌も呼吸に楽な位置を求めて歯並びやアゴに力を加えるようになります。すると、舌の位置によって加えられた力によって、写真のように開咬や下顎前突など顎の成長方向に問題が生じ、成長によって顔貌への影響はさらに大きくなります。そして、使わなくなった鼻は鼻翼が細くまたは鼻根部が低くなり、目もとのクマや頬が扁平な活力のない顔になってしまいます。

『姿勢への影響は?』

口呼吸の人は姿勢も悪くなります。口呼吸では前かがみ(猫背)で顎を突き出し、胸で浅く小刻みに呼吸する胸式呼吸になっています。胸式呼吸では腹式呼吸で使う横隔膜、腹直筋、肛門筋などは使いません。そのため背骨が曲がり、腹筋が緩むので腹が出て腰や膝も曲がってくるため、重心が崩れ腰痛や肩こりなどの原因になります。逆に姿勢が悪いから抵抗無く息が吸い込みやすい口呼吸になるということもあるようです。

姿勢

『全身への影響は?』

空気中のバイ菌やホコリ等が直接のどから肺に入ってしまうため病気にかかりやすくなります。また、免疫をつかさどる器官である扁桃が乾燥し、腫れて肥大化するので気道が狭くなったり、さらに慢性炎症により扁桃の免疫機能が過剰になりすぎてしまい、花粉症や喘息、アトピーを引き起こしたりするのも口呼吸が原因の1つと言われています。そして鼻呼吸不良の悪影響は顔や歯並びだけに留まりません。ひどい場合には睡眠時無呼吸症や漏斗胸(胸中央の凹み)、酸素不足による発育不良など命や全身の成長に影響が及ぶ事もあるんです。睡眠時無呼吸症は大人/子供関係なく起きる病気です。いびきがひどい場合は呼吸障害の可能性があります。心配な方は医師にご相談下さい。
ではなぜ鼻呼吸にすると良いのでしょうか?
鼻は匂いをかぐだけの器官と思っていませんか?鼻には体を守るための優れた機能がたくさんあるんです。

ibiki

鼻呼吸の利点とは?

1.鼻は優れた加湿器です。一回の呼吸で気管に入る空気は100%に加湿、体温まで加温されるため肺やのどの粘膜に負担をかけません。
2.また、鼻には優れた空気浄化機能がついています。鼻腔の中の空気が通る道(気道)の表面はすべて線毛上皮という組織で覆われており、上皮の間に点在する粘液栓から粘液を分泌して、バイ菌やホコリなどを抱えて「鼻汁」として流して捨てることで、吸気の浄化作用を行っています。
3.さらに、鼻の奥には白血球やリンパ球などの病原菌を捕食し、体を守る細胞がたくさんあるアデノイド(咽頭扁桃)が控えているので鼻呼吸にするだけで免疫力が高まります。
いいこと
4.そのうえ、鼻から吸った空気は脳を冷やすので、頭をすっきりさせてくれます。口呼吸では脳は冷えません!
もうひとつ加えると、鼻呼吸ではゆっくりと呼吸する腹式呼吸になりますが、腹式呼吸はリラックスの呼吸法です。副交感神経が優位になるので、気持ちが安定します。口呼吸の人は呼吸が浅くなりがちで胸式呼吸になることが多く、浅く速い胸式呼吸は交感神経を活発化させるので、過剰な交感神経の活発化は自律神経失調症やうつ病などの原因にもなります。ストレスの多い受験生にこそ、鼻呼吸で頭をスッキリさせて頑張って欲しいですよね。
5.おまけに鼻呼吸は口呼吸で起こる悪循環を断ち切ってくれるので、姿勢の良い健康美人になれるんです。これを聞いたらもう鼻呼吸に変えたくなりますよね。

しかし、このような素晴らしい鼻の働きも使わないでいると機能が衰えてしまっているので、簡単には鼻呼吸に変えられません。

なぜ鼻呼吸がしにくくなってしまうのでしょうか?

湾曲

最初のきっかけは風邪や軽い鼻炎だったかもしれません。鼻で息がしづらくなったから代償的に口で呼吸をすることを覚えました。でも度重なるうちに体のほうが代償的な口呼吸に対して反応し悪循環のバランスを作り出していきます。そして使わなくなった鼻や鼻の周りの組織(歯並び、顎、口唇)の発育やバランスが、悪くなり、それによりますます鼻の通りが悪くなるので口呼吸をするようになって行きます。

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どのようなことが起こるかというと・・・鼻腔の狭窄・鼻中隔湾曲・鼻粘膜の肥厚副鼻腔炎(蓄膿症・中耳炎)慢性上咽頭炎(アデノイド/咽頭扁桃の炎症)

上顎の狭窄と叢生歯列 下顎の後退または開大(開咬や下顎前突)と 叢生や顎偏位

扁桃肥大(トンシル/口蓋扁桃) 舌の低位、舌根の沈下

湾曲

このような状態だと確かに鼻の通りが悪く、鼻呼吸が難しくなってしまうので、口呼吸が加速し、口で息をしやすくするために姿勢が悪くなり、乾燥と免疫過剰で扁桃が腫れ、さらに鼻の機能が衰えて鼻咽頭の慢性炎症が継続するという悪循環に陥ります。矯正診断時にレントゲンや問診表などの資料を見ると、大半の方に耳鼻科疾患を自覚していなくても上記のような症状を認めます。

では、悪くなってしまった機能を回復し、鼻呼吸にするにはどうしたらいいのでしょうか?

矯正治療では悪くなってしまった歯列や骨格へのアプローチが可能です。上下顎の歯列拡大やフェイシャルマスク、機能的矯正装置などで歯列拡大や顎位修正を行うことで、鼻腔や咽頭の前方拡大、側方拡大を行い気道を広げ空気を通りやすくすることが出来ます。

でも通りやすくなったからといって、すぐ鼻呼吸ができるようになるわけではありません。使っていない機能は未発達だったり、衰えています。使っていない機能を改善し獲得するには自分で機能訓練を行い鼻呼吸にしていかないと、一朝一夕には出来ないんです。筋トレしないとスタイルが良くならないのと一緒です。

まずは姿勢を正して、鼻で深呼吸をしましょう。そして指導されたMFT(機能訓練)は毎日行いましょう。矯正装置やトレーナーは必ずきめられた時間使用し、さらに鼻呼吸サポートグッズとして口唇テープや、パタカラ、鼻腔拡張器などや、姿勢改善グッズとして首サポーター、ストレッチボードなどもお勧めです。

姿勢

しかし、機能訓練だけでは鼻呼吸障害となる鼻咽頭の急性炎症や慢性炎症には対応できません。医科での治療が必要です。風邪や花粉症による急性炎症の場合、熱や喉の痛み、鼻水が大量に出たり、膿性の黄色い鼻水や痰が出るので炎症が判りやすく、耳鼻科や内科への受診につながります。

ところが、慢性炎症の場合その状態に慣れてしまい、鼻の機能が衰えているために鼻水が少なく、鼻水が出ても後鼻漏(喉の方に流れる)になっていると、炎症に気が付かずに病巣感染が悪化し、腎臓病やアレルギー、アトピー、関節炎、リウマチ、自律神経失調症などの大病につながることがあるそうです。特に小さいお子さんは上手に鼻がかめないため、保護者の方も耳鼻科疾患を見つける事が難しいようです。また、熱があれば内科に受診するのでしょうが、鼻水程度ではよほどひどくないと耳鼻科へ受診するのも遅れてしまうようです。

こわーい口呼吸

当院でも診断時に慢性鼻炎を指摘し、耳鼻科受診をお奨めする患者さんが年に何人もいます。そして耳鼻科へ行くほどではないけど、鼻炎傾向があり鼻通りが悪い患者さんはもっとたくさんいます。口呼吸が止められない人は矯正治療も治りにくく、後戻りも起きやすい傾向にあります。
鼻炎の方の体質改善に直接鼻にアプローチできる良い方法は無いかと長年探していて、今年「ミサトールリノローション:鼻腔洗浄剤」に出会いました。この薬は慢性上咽頭炎の治療薬として高名な腎臓病の専門医が3年前に開発した物です。詳しい話が知りたい方はぜひ「病気が治る鼻うがい健康法:医学博士/堀田修」を読んでください。堀田先生は高名な専門医であるため先生のもとへ、遠方から通ってくる患者さんも多いそうです。
しかし、病院で行う治療は痛みが伴い頻繁な通院が必要なため、なんとか家庭で手軽に痛み無く続けられる治療薬は出来ないだろうかと、試行錯誤してようやく出来た物だそうです。この「ミサトールリノローション」の事を知ったとき、これは矯正患者さん達にぜひ使ってもらいたい薬だと思い、すぐに製造元の会社に連絡を取りました。ミサトールは医院専売品だったので、歯科医院でも取り扱い可能か問い合わせた所、堀田先生と「ミサトールリノローション」を共同開発した副社長の大澤立志さんが群馬からわざわざ説明に来てくれました。

そして大澤さんは、ミサトール(青梅エキス食品)はもともと健康食品として古くから普及している青梅エキスから作られている安全なものであること、強い抗炎症作用を持っていること、国内外を含め各種の研究機関や医療機関と共同研究を行い、癌や腫瘍、炎症疾患に対してたくさんの論文発表を行なっていて、学術的な裏付けもあること、堀田先生と共同開発した「ミサトールリノローション:鼻腔洗浄剤」は家庭で簡単に使用出来、痛みも殆ど無い事(炎症がある場合は多少痛むことがあります)、鼻洗浄といっても1.7mlと少量なので子供でも苦しくないこと、1日1~2回の使用でいい事、などをたくさんの資料とともに、とても熱く語ってくれました。

実際にスタッフ全員で使用してみたところ、風邪をひいていた院長だけは多少ツンとした感じがしたそうですが、それ以外のスタッフは数滴の液体が鼻の奥を流れていく感じと、香ばしい梅エキスの匂いしか感じませんでした。そして5分もすると鼻がスッと通った感じがしました。鼻炎持ちのスタッフは「スゴイ鼻が通った!」と、とても感動していました。現在患者さんにも積極的に奨めていますが、1ヶ月ほど使ってもらった患者さんの中には、鼻通りが良くなった他にアトピー肌が治って来た方もいらっしゃいます。

ミサトールリノローション 鼻炎で鼻通りが悪く、耳鼻科で点鼻薬をもらっている方は多いと思います。また耳鼻科に行くのが面倒で、市販の点鼻薬を常用されている方も多いのではないでしょうか? 点鼻薬には即効性はあるのですが、症状の一時的な改善のみで根本治療にはなりません。また、使い続けると薬に耐性ができて効きが悪くなってくるそうです。「ミサトールリノローション」は食品である梅エキスが原料なので、耐性ができることはありません。1~3ヶ月ほど使っていただくことで、より効果が上がってきます。(ただし、桃やプラム、梅干しなどにアレルギーのある方は使えません)

「ミサトールリノローション」は鼻の健康を取り戻してくれるので、風邪や花粉症、インフルエンザの予防にもなると思います。鼻づまりや口呼吸が気になっている方はぜひ使ってみてください。

健康で美しい笑顔を獲得するために、鼻呼吸への改善、頑張ってみませんか?