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ふくふく便り

土台の足から姿勢を正そう

姿勢と呼吸が歯並びに影響を及ぼすことは以前の特集記事でもお伝えしてきました。今回は姿勢の土台となる『足』に着目してみました。なぜ足がそんなに大切なのか…この特集を読んで『足の大切さ』を知り、今日から『足』に関心を向けてみてください!

受付•Cheer 牧

『足』はからだを支える土台です。

足と体は1対1でつながっていて、密接に関係しています。

例えば建物は土台がしっかりしているからこそ上部を支え、全体を安定させることができます。逆に土台が不安定だと、グラグラと地震が起きればすぐに倒壊してしまいます。

体も同様で、土台である足に異常があると体全体に大きな影響が出てしまい、アンバランスな姿勢になってしまうのです。皆さんはご自分や家族の『足』をしっかりと見てみたことがありますか?お子さんの足の形はいかがでしょう?

子どもの足が危ない!お子さんの足、こんな形をしていませんか??

足が生涯正しく機能していく為に形づけられる年齢は、3歳から8歳位です。小学校へ入学する前から足裏の発達不足とともに異常が見られ、小学校3年生位で形や機能が固定されます。

43年に及び初検だけで11万人を超える足をみてきた外反母趾・浮き指研究の第一人者である笠原 巖先生の研究によると、足の指がしっかりと踏ん張れていない状態は不安定な足裏だそうです。不安定な足裏では右図のような「足の異常」がみられ、猫背やスマホ姿勢と呼ばれる首が前に出るような悪い姿勢になりやすく、10歳前後位で体の不調の連鎖(スポーツで怪我をしやすくなったり、首のこり・めまい・朝起きられないなどの自律神経失調症など)が始まってしまうこともあるそうです。

ちょうど、ふくふく便り72号の特集記事で、矯正治療の初診相談を受ける理想的なタイミングは小学校入学した頃とお伝えしましたが、足の形に注目した方がよい時期も同じ頃と言えます。この機会に、足の成長と歯並び…一緒に気にしてみてください!

現代の子どもは社会が便利で快適になったことで、はだしで凸凹道を歩くことがなくなってしまいました。足裏の刺激不足により、ふんばるという反射が起こらず、足裏が退化しているのです。また歯並びが悪くなる原因の一つに、食の欧米化で食物の軟食化傾向が挙げられます。柔らかい食事は咬む回数が少なくなるので、顎の運動不足から顎の発育不良になり、小さい顎に歯が並びきれず、歯列のバランスが悪くなっていきます。便利な社会と反比例するような身体の退化とも言える変化…足も歯並びも原因は似ていますね。

足の裏に多くある感覚受容器(センサー)メカノレセプター を活性化しよう

メカノレセプターは足の裏にあるセンサーです。はだしで芝生や土、玉石の上を歩いたり、またお母さんがお子様の足裏を爪で刺激することで、足の指が良く使われ、活性化されます。

メカノレセプターがしっかり働くことで、立位バランス能力は向上するそうです。足裏の感覚を養うことで、足裏の筋肉が発達し、アーチ(土踏まず)が正しく形成され、足の指もうまく使うことができるようになります。足の指の力は歩くことだけでなく、走る・跳ぶ・投げるといったさまざまな運動に影響するのでとても大事です。

スポーツライターの吉井妙子さんがトップアスリートの親たちに見られる共通点を発見し書いた本『天才は親が作る』によると、トップアスリートの親にみられる共通点は幼い頃から足の裏を刺激するために、裸足で遊ばせたり、イチロー選手のお父さんは小学校4年生から中学校1年生まで毎日1時間イチロー選手の足の裏を揉んでいたそうです。「天才を育てる子育て」の共通点は‘足の裏を刺激してメカノレセプターを活性化すること‘だったのです。

しかしメカノレセプターは、使わなければその機能はどんどん低下してしまいます。高齢者は、メカノレセプターの機能が低下し、そのため立位バランスをとることが難しく、転びやすくなり、転倒事故につながるそうです。高齢者の転倒は、寝たきりの大きな要因となっています。このようなことが今、高齢者だけでなく子供でも増えていると言われていて、先日も小学校の保健の先生が『「何もないところで転ぶ」「転倒時に手が出ずに、顔や歯を強打して怪我をする」というような子どもが毎日のようにいます。本当に多いんですよ』と話してくださいました。

今日からぜひお子さんの足を触ってあげてください
メカノレセプターを刺激して足の機能を発達させましょう!

足裏を触ることは自律神経の安定につながります。足を触ってあげるようになったらなかなか寝付かない子がすーっと眠ってくれるようになった、という乳幼児のママさんからの報告もありますよ!よく歩くこともオススメです!

もっと詳しく[足と子どもの成長]について知りたい方へ…おすすめの本とホームページ紹介

「お母さん! 子どもの足が危ない!~ 一生の足は10歳までに決まります」著者:笠原 巖 (宝島社)

日本人と裸足で生活する国の人の足を6カ国以上5年間比較調査したり、43年に及び 11万人を超える足を診てきた外反母趾・浮き指研究の第一人者である著者の統計によると、こどもの60%に外反内反や浮き指など足の異常が!「元気な人といつも具合の悪い人の差、本当の原因は足にある! 」「足に関心がないことは健康に関心がないことと同じ」 足と健康の関係を説き警鐘を鳴らす一冊。改善するためのテーピング、リハビリ運動も紹介。

[笠原 巖の子どもの足と健康専門サイト]http://www.kodomonoashi.net

「子どもの成長は足で決まる!」著者: 柴田英俊(運動と医学の出版社)

猫背が治らない/運動が苦手/落ち着きがない/すぐ転ぶ…その原因は全て足にあった!? 子どもの発育発達について研究され10年以上1万人を越えるこどもの足測定をしてきた経験から言えることは、タイトルにある「子どもの成長は足ですべてが決まる」ということ。正しい靴の選び方や歩き方、足の運動…「足育て」のノウハウが満載。イラストや独自の写真データも多く分かりやすく読みやすいのでぜひ一家に一冊!

[子供の成長は足で決まる!情報サイト]http://kokaken.biz

今からでも遅くない!足のためにできること

  • 足を観察しましょう
  • サイズの合った靴を履こう
  • 足を触ってあげましょう
  • よく歩こう

1階リラクゼーションサロンCheerおすすめコースのご案内

足裏アーチ矯正  30分 3,240円

足のアーチの崩れの原因となる足の形を整えることにより、全身の不調や姿勢の崩れを根本原因からケアします。

<参考(引用)文献>
「天才は親が作る」著者:吉井妙子(文春文庫)


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