東京歯科大学矯正科の先生達が見学にきました

東京歯科大学矯正科3年目の研修医の先生方が今年も医院見学に来ました。当院の医院見学は講義形式で行っています。予防や治療マネージメントなどについてスタッフ全員で分担してスライドを作成し、講義や体験実習を行いました。見学後もみなとみらいの夜景を船上から楽しみながら、矯正専門医について熱く語る院長の話を、先生達は熱心に聞いていました。

見学後の感想

自分の実家がスタッフの確保に苦労していることを知っていたので、スタッフ教育やモチベーションを確保する方法などどうやってマネージメントをされているのかに興味がありました。実際に見てスタッフの方々が姿勢教育指導師や整体など積極的に勉強をされ、自分自身の得意分野を作っていてそれを医院に生かしている点に驚きました。

また、衛生士さんがTBIに使う道具や患者さんにお勧めするものが個々に違うという話を聞き、それぞれが考え勉強していることがわかり、担当衛生士制度がうまく機能していることにも感銘をうけました。 研修医 小倉

 兎にも角にもスタッフの誰もがやる気に溢れている点に非常に感心させられ、刺激を受けました。そして、各スタッフの方の講義から病院の理念をとても大事にしているのを感じました。

 予防歯科管理に重点を置き、しっかりとしたTBIを行ってからでないと治療を始めない、衛生士さんが担当制、という所がとても良いなと感じました。普段大学では治療メインになってしまい予防には力を十分に入れることが出来ていないので悩んでいました。開業したらぜひ参考にさせていただきたいです。

 また、常に新しい試みをされ、現状に満足せずに改良を重ねられているのがすごいと思いました。毎年の学会発表など積極的に調査、統計を行い科学的根拠を得ようとされているのは、開業医でとても忙しい中なかなかできることではないと思います。研修医 小幡